そうか、君は課長になったのか。


4.0 ( 0 ratings )
ブック
開発者 hagiwara Printing co.,LTD
無料

 今、“課長受難”の時代を迎えています。少ない人員・予算で、かつてより難易度の高い成果を求められているからです。
 こんなときこそ、課長職の「核心」をしっかりとらえることが重要です。そして、部下の心をつかんで、最短距離で成果を出す知恵を絞る必要があります。
 東レ経営研究所の佐々木常夫氏は、39歳で課長になったちょうどその年に奥様が病に倒れ、自閉症のご長男を含む3人の子どもの世話をするために定時で帰ることを余儀なくされました。
 当時、佐々木氏が課長を務めた部署は超多忙。「課長職の本質」を一刻も早くつかまなければ、仕事も家族もともに倒れてしまう状況でした。そこで、佐々木氏は、試行錯誤を繰り返しながら「上司力」とマネジメント・スキルを磨き上げていきました。
 そして、困難な状況のなか数々のビッグプロジェクトを成功に導きました。その後、部長、取締役、社長に就任(現在は、特別顧問)。今では、奥様も完治され幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます。
 本書では、その佐々木氏が、課長の「心得」と「仕事術」の真髄を伝授。大小さまざまなスキル・ノウハウを紹介しながら、その背後に欠かせないのが「志」であることを教えられます。
 課長時代に苦労した佐々木氏だからこそ書ける、「悩める課長」への心のこもった37通の手紙。ぜひ、多くの職場のリーダーに読んでいただきたいと思います。